2012年1月30日月曜日

業務負荷テスト

先日、平成24年度に向けての昇任試験が行われました。いよいよ新年度に向けて大詰めの時期です。しかしながら、自分のなかでは、新体制の計画は昨年の12月に概ね決定していました。理由は、昇任試験を受ける前から、対象者には、平成23年度当初から多重業務を担ってもらい、管理者としての資質を見極め、配置も考えていたからです。意図的に、師長となるべき者には、「3つの並行業務」、副師長となるべき者には「2つの並行業務」を与え、成果を確認していたのです。自分流の、「管理者のためのストレステスト(負荷試験)」である。成果を出せない管理者に共通することは、言い訳が多い。そして、口癖は「あれも、これもと忙しかったからできませんでした。」真しやかに、あれこれと・・・・。日々、多重業務を担う管理者は、「優先順位付け業務」と「並行業務」を見極め、成果を出さなければならない。誰でも必要なことである。多重業務を抱えるときこそ、その人の力量が問われるのである。いつも、いつも私ばかりと嘆く方に一言。「上司は期待しているから、負荷をかけるのですよ、きっと」。そして、大変!大変!と言わず、スマートに仕事をする上司を目指してください、そしてそんな方を真似てください。何故なら、「学ぶ」は「まねる」の意の「まなぶ」と同源と言われているからです。プアなイノベーションより、優れたイミテーションですね。

2012年1月23日月曜日

夢・希望と未来

年を重ねるたび、月日の流れるスピードは加速する。石の上にも3年と言い聞かせ、部長となって早、4年。「部長になったばかりで分からない」とは言えないベテランになった。日々の仕事では、バランスとタイミングを大事にし、次世代を担うべき人材育成を目指してきた。「なぜ頑張れたのか?」そして、「人はどんなに辛くても前に進もうとするのはなぜか?」。その理由は、夢や、希望や未来があるからと私は信じている。でもこれには条件がある。人それぞれ立ち位置が違うと、自分の夢ばかり追えないのが現実である。だからこそ、以前に学んだ言葉が頭をよぎる。「3年でものごとが見えてくる、30歳で立つ、35歳で勝負は決まり」全ての人に当てはまるとは思わないが、間違っていない。人生の最大のチャンスは20~30代前半かもしれない。この大切な時期をどう過ごすかで、仕事人生もおおかた決まるとも言われている。40代以上で自分のことばかり考え、人材育成に愛情のない管理者は、自分の人生以上に部下の人生まで左右することを自覚しなければならない。本当に責任の重いことだ。憂うつになりがちな自分自身に励ましの一言。「手間とこころを惜しまないと今日が輝く」。明日も、こころを惜しまない一日になるよう努力努力・・・。でも、ちょっと息切れの毎日。深呼吸、深呼吸。

2012年1月16日月曜日

ワーク・ライフ・バランスよりワーク・ライフ・マネジメント

最近耳にする言葉で、「職員を離職させないためには、管理者は働きやすい環境を整えることが重要である」。ちょっと違っていませんか。働きやすい環境だけで離職は防げるのか・・・。この頃強く感じること。義務を果たさずして、権利ばかり主張する人がやたら増えている気がするのは私ばかりでしょうか?WLB(ワーク・ライフ・バランス)を推進することは本当に重要である。しかしながら、他者が進めるばかりでなく、働く自分自身でも、仕事と生活の調和をとる努力はすべきである。WLBを推進することは、働きやすい環境を整えること以上に、働きがいのある環境を整えるために推進しているのである。仕事の量を減らすことはできても、仕事の質は下げてはいけないし、仕事の質を下げる働き方は、本人にとっても満足できないことである。したがって、働きやすい職場づくり以上に、働きがいのある職場づくりが重要である。そして、この働きがいは個々異なっている。だからこそ、WLBは自分自身でも考え取り組むべきことで、バランスがとれる働き方を自身がマネジメントすべきである。WLBを推進する以上に、WLM(ワーク・ライフ・マネジメント)を推進したい今日この頃である。

2012年1月9日月曜日

ミッション・ビジョン・パッション

年が明けて、気がつくと10日も経ちます。年度末は慌しく月日が過ぎていきます。今年度のまとめと、次年度に向けての準備と。何やかやしている内に、平成23年度が終わりに近づいています。年度末といえば、1年間の振り返りから、次年度への課題を見つける大事な時期です。この頃、目標管理、目標管理とやたら上司が部下の目標達成度を評価する場面に遭遇します。その度に、「人の目標を管理するって難しいよね?」「ノルマ管理ではないですよ。」むしろ、目標を管理してどうするの?部下の目標は管理するものでなく、個人の目標達成を支援ことが重要です。だからこそ、部下の目標達成度は個人の責任ばかりでなく、上司の責任でもあると考えます。以前に感動した言葉が頭をよぎります。『数字を追いかけると数字で評価される。本当に大切なものは測れない量れない』可視化するために、数値で表現します。でも、数値で表現できない大切なものを評価しなければ本当の振り返りにならない気がします。目標はノルマではないのですから。年度末の評価は量と質、組織全体のバランスを振り返る予定です。果たして、ミッション・ビジョン・パッションのバランスはとれていたでしょうか?真面目な方々に一言、パッションばかり高くても、ミッションは果たせません。ちょっとクールダウンしませんか!この時期だからこそ・・・。

2012年1月2日月曜日

謹賀新年

2012年がスタートしました。依田窪病院のホームページを知って貰いたくて始めたブログも2年目となりました。思いつきの呟きに、多くの方がアクセス頂き本当に感謝いたします。お電話まで頂き、励ましていただいたり本当に有難いことです。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。但し、内容は私の呟き程度のものです。それでも興味のある方はおつき合い下さいませ。2012年が始まり2日目となりましたが、未だに新年の抱負が語れません。のんびりしたものです。毎年、あれもこれも(仕事以外です。もちろん)始めようと年頭に考えますが実行に至りません。友人からの年賀状で「頑張りすぎないでね」とメッセージを頂き、本当に感謝します。感想を一言。「人は明日頑張るために、今日頑張る」そして、「明日努力するために、今日努力するのです。」人の幸せはそれぞれです。幸せになるために頑張る人もいるでしょう。でも、頑張ること自身が幸せなのかもしれない。「夢、希望、誓う、信じる、叶う。」欲張りな私が大好きな言葉を並べてみました。夢や希望を持ち、いつか叶うと誓い、自分自身や支えてくれる人を信じて努力することが幸せかもしれない。本年も超プラス思考の呟きにおつき合い下さい。