2011年11月7日月曜日

100-1=0

100-1=99である。しかし、以前学んだ接遇研修で、「100-1=0ですよ!だからひとり一人が大事な一人。そして、責任は重いのです」と学んだ。まさに今日そんな場面に遭遇した。某行政機関での出来事。「上司のあんたがしっかりしないから、部下がこのざま」だと怒鳴り声の男性。振り向いてみると、先日とても不快な思いをした女性に対し、怒りの抗議。「やっぱり、また怒らせているんだ・・・・」でも、ちょっと可哀想。周りの男性が見てみぬふり。上司らしき人も見てみぬ振り。呆れて呆れてただ呆れるばかり。「僕が上司です。どうされました?」と救いの手もない、言葉もない。可哀想に、場所をかえる助言すらしない上司に、「こんな上司にならないよう気をつけよう!」反面教師と強く想った。100-1=99!でも1の重みは実に重い。1の存在で帳消しになる時もある。でもそれより大事なことは、1の存在以上に上司の在り方が問われるのである。見てみぬ上司を部下は見ているのである。そして通りがかりの私も見ていたのです。きっと怒鳴り声の男性は、奥に座っている上司を待っていたのでしょうね、きっと。1の重みはそれぞれ違うのです。上司の貴方が出てくればフロアー中の重い雰囲気は変わったでしょう。そして、怒鳴り声の男性も何とかなったかな?今日の貴方は100-1=0以下です。だってそれが職責でしょう。そして、責任者でしょう!貴方は・・・。