2011年9月7日水曜日

いい加減とい・い(良い)加減

先日、管理者研修で「マネジメント力」を学びました。特に印象深かった言葉が、「万能管理者のもとでは部下は育たない」これには納得。確かに「万能師長のもとでは部下は育たない・・・」と強く思った。スタッフが「大変、大変」を繰り返すと、「いいよ私やっとくよ」と何でも引き受ける。上司というより面倒見の良いおばちゃまに見える時がある。でも、まだ面倒見の良い師長はましである。大変とスタッフが言うと、自分まで「大変大変」とにぎやか師長。でも、こんな時私自身がとても落ち込む。なぜなら、私自身が師長のディレクションできていない。研修では、看護部長は明りを照らし続けるディレクションのプロ!師長は、スタッフを支援するマネジメントのプロ!スタッフは、患者に最も近いクリニカルケアのプロ!であるべきと。サポートマネジャーとプレイングマネジャーとは異なるのである。管理者がプレイングマネジャーでは、部下の学ぶ機会を取り上げているにしか見えない。媚を売る上司の下では、だっだっ子部下が育つだけかな?若ければだっだっ子も可愛いけど50歳過ぎのだっだ子は「子と言わないでしょう!」。自分がやれば一番満足できる仕事ができるでしょうきっと貴方も私も。でも、少し待ちませんか。いい加減にはなれと言いません。い・い(良い)加減になって下さい。少し部下にもチャンスをあげてください。成長させるチャンスをあげてください。と自分にも言い聞かせるこの頃です。