2011年10月31日月曜日

七転八起

「七転八起」時々想うこの言葉。何度失敗してもくじけずに、立ち上がって努力すること。パワーに満ち溢れているときは、当たり前と思い、立ち上がり努力できる。でも、この頃感じるときがある。倒れて立ち止まってもいいのでは?少し休んでいいのかも?いつも、いつも一生懸命の人がいる。努力しないで不満、不平の人もいる。どちらが幸せか分からない。そんな時、不満や不平ばかりでも一日。一生懸命でも一日。いつもいつも頑張っている貴方に一言、「七転八起」そんなに無理しないで!人生は短距離走ではないのですから。時々ペースダウンしてください。認めて貰いたくて、褒めて貰いたくて頑張りすぎる貴方。自分自身を認めてあげてください。他人が認めるより、自分で自分を褒めてあげて下さい。頑張りすぎる貴方に、大好きな言葉を送ります。「あたり前の事を毎日毎日こつこつと。」「自分を大切に思うことも好きなひとへの大切な思い」だから。

2011年10月24日月曜日

数字よりも大事なもの

気がつけば今年も2ヶ月とちょっと。点頭に並ぶ2012年のカレンダーを見るたびに今年も終わるんだなと月日の速さを恨めしく想い、多重業務の優先順位を決めてかないと持ち越しだ!なんて多少のあせりを感じるこの頃。店頭のカレンダーの一言に胸を打たれたのでご紹介します。エビデンス、エビデンス!数値目標!可視化!つい口癖になっている私が立ち止まりました。「数字を追いかけると数字で評価される。本当に大切なものは測れない、量れない。」この一言に感動しました。命のおもさは量れない、悲しみや喜びの大きさは測れない、量れない。私の近くには悲しみを抱えた方が大勢います。悲しみは分け合い小さくしたい。でも、その人の悲しみは計り知れないのである。本当に悲しむ相手には声はかけられない。言葉は見つからない・・・。見守るしかできない。
「流した汗の分だけ収穫は多い。流した涙の分だけ幸せは大きい。」この一言にも感動し、数字よりも大切なものを大事にしなければならない。一年のまとめを数字で括らずに、もっと大事なもので括りたいと想うこの頃です。そして、「やまない雨なんてないんだから。きっと明日は晴れるから。」の一言に励まされて・・・。

2011年10月18日火曜日

点と線 線と面

毎日、毎日「嫌な日あっても、つまらない日は一日もない」。本当に平穏な日の少ないこと。しかし、毎日変化があるからこそ、楽しいかもしれない。そして、今日と同じ日は二度とこないからこそ、一日一日を大切に過ごさなければもったいない。この頃感じることは、大げさな人はいつもいつも物事を点で捉えている。点で物事は解決しないことが多い。点で解決しても、また同じことが起きている。そして、同じことに振り回され大騒ぎしている。では、点でなく線で解決できるか?線で解決することは点よりはましかもしれない。物事を多角的に捉えるためにはどうしたら良いものか?点を線、線を面でとらえ考えたらどうだろう・・・・。あらゆる方向から起こっている事実を検証し、色々な見方をすれば、見えないものも見えてくるかもしれない。とかく、大騒ぎな人に翻弄され自分を見失ってしまうことも少なくない。でも立ち止まって、多方面から考えると冷静になるものです。一日一日を大切にするためには、点で過ごさず面で考える習慣をつけ、何事も決めつけず柔軟な発想が大切かもしれない。変化ありすぎる毎日に、少し疲れ気味な自分に気合を入れながら。「点と線、線と面」とブツブツ呟く今日この頃です。

2011年10月10日月曜日

運動会

運動会の季節になると想い出すことがある。小学生の頃、足の速いことだけが自慢で、リレーの選手になることが一年間の目標であった。低学年のうちは一生懸命走り、転ばないように先輩にバトンを渡すことだけを考え、高学年になると自然とチーム全体のことを考えながら低学年に声をかけ、とにかく上位を目指しました。結果は良くても悪くても、校庭一周チーム全員で回ることが私の自慢でした。ふと気がつくと現在(いま)の職場に似ている。経験の浅いものは先輩に迷惑にならないよう自分の力を発揮する。ベテランは自分が一杯いっぱいでも後輩に気くばり・心配りする。ふと気がつくと全員がリレーの選手なんですね。後輩は無事先輩にバトンを渡し、先輩は後輩の気持ちを受け、次につなぐのかもしれない。ゴールは患者・家族一人ひとりの想いかもしれない。全力疾走はきついし歩きたくなるかも。でも、小さい頃の運動会の短距離走はとにかく一生懸命走ったはず。走る前から言い訳の連続だったり、リレーの選手にひがみやねたみ。長所・短所は特性です。長所は短所であり、短所は長所。互いの長所を認め、自分の短所を克服する努力は必要ですね。体育会系の私は運動会の季節になるとこんなことを想い、押し寄せる課題に全員リレーで乗り切りたいなーなんて・・・・。全員でWinningRunできたらさぞかし幸せでしょうね。

2011年10月3日月曜日

再発するインシデントを考える

最近、インシデントの再発事例が続いている。本人はもちろん当該部署、関連部署の多くの人が「また・・・・」「なぜ繰り返される・・・・」と考える。結果、マニュアルが遵守されていないため、確認不足、ルールが守られていないなどが理由となり、解決策はマニュアルの遵守、確認の徹底等。しかし考えると当たり前のことが当たり前にできないには何か理由があるはず。原則であるマニュアルの遵守が徹底できないのは、個人の資質?いや違う。「マニュアルが使いにくい、現場に則していない手順になっている?」とは考えられないだろうか。当たり前が原則なら、原則を守れないには何かわけがあるはず。そのわけを追求し、解決するために労を惜しまないのが管理者であり、リスクマネジャーの私達である。辛い思いをしているスタッフがいると思うと胸が痛んで辛くなる。個人の資質も重要であるが、起こさないためにあらゆる環境整備を行うのも管理者の役割である。そして、失敗した理由も大事です。しかし、それ以上に大事なことは、「失敗しなかった時どんな工夫をしていたのだろうか、失敗しないためどんな努力をしていたのだろうか」失敗体験を追求する以上に成功体験の努力やコツを追求していくとヒントがきっとあるはず。「なぜ失敗したんだろう?」も大事だけど「なぜ成功したんだろう?」と考える柔軟な発想があってもいいかもしれない。単純な質問のなぜ?は時として複雑なことを簡単に解決させるきっかけになる。明日からなぜ、なぜとうるさくラウンドしようかな。いまどきの典型的なウザイと言われるタイプだろうね・・・きっと。